技術アウトソーシング業界について、普段の生活の中で見聞きする機会は少なく、就活を通して初めて知る方が非常に多いです。知名度の低さからどんなことをする業界なのかイメージがわかず、漠然と不安を持たれる方もいます。しかし、実際には着実にスキルが身につく将来性の高いフィールドです。 このページでは業界の概要や働くメリット、そして業界の中でのOSTechの立ち位置について解説します。
Outline 目次
技術アウトソーシング業界とは？
技術アウトソーシング業界とは、企業や官公庁などが必要とする技術を提供する業界です。まだ見ぬ新機能を搭載した製品を作りたい、複数分野の知識が必要なプロジェクトを進めたい……などといった課題を人とテクノロジーの力で解決するのが役目です。 客先に常駐し取引先の社員と一緒に働く「技術サービス」、経験豊富なOSTech社員のみで構成されたチームで客先に常駐する「開発請負」、取引先からのオーダーを持ち帰ってOSTechの自社開発センターでプロジェクトを進める「開発受託」の3タイプの事業があります。 客先に「派遣」をされるという表現を使うことがあるため誤解されがちなのですが、いわゆる「非正規雇用で不安定な派遣社員」ではなく「専門技術が身につく安定した正社員」での雇用となります。 関わる業務は「クライアントが必要としている技術」であることが大前提のため、常に社会のニーズに沿った領域に携わり続けることができ、そのことが安定した働き方を可能にしています。 この業界であれば、転職することなくさまざまな業界のさまざまな製品の研究開発に関わることができます。例えば、音響機器の開発をした後に次世代自動車の開発をし、更にその後に人工衛星の設計を取りまとめる……というようなキャリアも可能。オンリーワンのキャリアを持つプロフェッショナルなエンジニアを目指せます。
技術アウトソーシング業界で働くメリット
エンジニアのキャリアは分野によってさまざまですが、関わる業界や企業の文化によっても全く変わってきます。求められる技術力がマッチした企業であっても、その企業文化があわないということは起こり得ます。技術アウトソーシング業界では、一定の技術力を身につけたエンジニアであれば、さまざまな企業を見極めながら、自分の技術に合う場所を見つけ、どういう文化やどういう人と働きたいかを自分で選び取ることができるのです。 また、企業からお声がけいただき、転籍をするというキャリアもあります。名立たる企業と取引をしている我々だからこそ、新卒で入社するのは難しい企業でも、経験を積んだ上で技術力を活かして転籍ができる。いわゆる“正社員インターンシップ”ができるのも、OSTechで歩めるキャリアのひとつです。 エンジニアとして“どう働くか”の選択肢は無限にあると言っても過言ではありません。正社員という安定した枠組みの中でさまざまな企業を見極め、自分の技術に合うものを自分なりに見つけていけること、どういう文化やどういう人と働きたいかということも、自分で選択できるのがOSTechで描けるキャリアです。
OSTechの事業規模は業界随一
OSTechには、機械・IT・建設・医薬、また教育も含めたあらゆるセグメントを網羅したグループ会社があります。分野がたくさんあるからこそ、エンジニアが選択できるキャリアの幅も広く、技術アウトソーシング業界では、グループに在籍するエンジニア数が最も多い会社となっています。 約3800社という取引先数も圧倒的で、メーカーやIT関連企業だけでなく官公庁や大学などの公的研究機関とのプロジェクトもあります。必要とされるスキルレベルも多様であるため、学校で学んだ技術で難易度の高いプロジェクトに挑戦したい人にも、自分のスキルに自信がなくエンジニアになるという挑戦に不安を感じている人にも、活躍が可能です。
他社にないOSTechの強み
しかし、ただ単にセグメントの幅が広いだけでは、所属するエンジニアにとっていい会社とはいえません。お客様に求められる技術を保有していなければ、エンジニア本人が希望してもその分野の仕事につくことは難しいからです。 30年以上の実績を誇るグループの教育機関「KENスクール」は、所属エンジニアが次のステップへ上がるための学びの場。 また、「こういうエンジニアが欲しい」というお客様のニーズにあった技術力が身につけられるように、研修を開発する機関でもあります。 エンジニアが活躍していける土台を、お客様と一緒につくり上げていく。そうすることによって、社会に求められるエンジニアを数多く輩出することができる。これが我々ならではの強みです。
SI領域の事業部を持つ点もOSTechの独自性
さらにIT分野に関して言うと、OSTechは受託形態のシステムインテグレーションに特化した事業本部を持っています。技術アウトソーシング業界におけるOSTechの独自性と言えるでしょう。 「OSTechだからこその自由で柔軟なチーム力でクオリティを追求し、走りきりたい。そしてクライアントの期待値を超え、感動させたい。そのことがOSTechの会社としての市場価値を上げ、PMやエンジニアの存在意義を高めることにつながる」このような考えが部署の土台となっており、ハイレベルなプロジェクトを幅広く展開しています。クライアントの業界を問わず、提案～要件定義～設計～開発～運用保守業務の全フェーズを担っています。
就活生の皆さんへ
ここ数年で社会も大きく変革し、もう企業に属する時代ではなく、働く人が主体的になってキャリアを描ける時代となりました。働き方も多岐に渡り、その自由度はさらに進化していくことが予想されています。 主体的にキャリアを選択するためには、皆さんのそれぞれの価値観を大切に、どこで自分のスキルを磨いていくかという観点で会社を選んでいくことが重要です。 世間で言われている、年収が高そう、福利厚生が良さそう、そういった“良いとされている企業”に勤める感覚だけでなく、自分がどういうときにモチベーションが上がったのか、どんなことにやりがいに感じるのか、これから何を大事にしていきたいのかを自己分析してみてください。その先に、自分がファーストキャリアとして選ぶべき会社が見つかるはずです。 皆さんが自分らしくキャリアを実現するために、“はたらく”ことを、革新させたい。 これからもコーポレートミッションである「WORKS INNOVATION COMPANY」を目指していきます。 ぜひ、アウトソーシングテクノロジーで、あなたのエンジニアとしてのファーストステップを歩んでください。 社会の“はたらく”を一緒に革新していきましょう。