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業界シャッフル座談会Business Shuffle Session
Profile

電気・電子系エンジニア /車載アンテナの試作 /チームリーダー 佐藤 喬仁(30歳) 2015年入社 これまで4つの現場を経験し、車載部品や半導体の評価・試作・解析に携わり、知識や技術を深める。現在は高崎支店に所属。

機械系エンジニア /航空機のエンジン設計 /チームリーダー 田中 允(25歳) 2019年入社 出身は関東だが、業務内容で就業先を選び、神戸支店に所属。重工業メーカーにて航空機のエンジン設計や不具合対応業務に従事。

情報系エンジニア /アプリケーションの運用・保守 /チームリーダー 福井 翔吾(29歳) 2015年入社 入社から現在まで就業先は大手自動車メーカー。厚木支店に所属し、30人以上のメンバーを束ねるチームリーダーとしても活躍。

大学時代の学びと現場の仕事。 そのギャップに戸惑ったことも。

田中
大学で機械工学を専攻していました。加工技術を研究し、当時はひたすら金属の加工をしていました。入社後は加工機に触れることはなく、航空機のエンジン設計を担当しています。CADでの作業や、製品に不具合が出た際の対応がメインの業務です。PCで図面とにらめっこしていることが多いです。
福井
大学の専攻は電子工学です。正直言って、研究に没頭するという学生ではなかったですね。やりたいことも特に決まっていなくて、技術アウトソーシング業界ならさまざまな経験が積めると考えて、OSTechに入社しました。現在は自動車メーカーの関連会社でCADデータを一括管理するアプリケーションの運用・保守業務を担当しています。
佐藤
私は大学で電気・電子回路、制御理論やプログラミングなどを広く浅く学んだので、これといった専門があるわけではありませんでした。OSTechに入社した決め手は、幅広い業種の就業先があるので、得意な分野でマッチングしてくれそうだと考えたことです。しかし現場に出て、大学時代の知識だけでは全く足りないことを実感しました。学生時代と違い、企業ではコストを抑えながら品質を上げていくことを求められるからこそ、新たな視点が必要になります。必要な知識を身につけるのには、正直苦労もありました。
福井
配属されるまで、自動車開発の領域にアプリの運用・保守という業務があることすら知らなかったし、最初は何をどう扱っていいのかもわからなかったんです。学生時代はPCをあまり使っていなかったこともあって、PCメインの業務に対する苦手意識も強かったですね。就業先にはOSTechの先輩や同期がいて、アプリの使い方を丁寧にイチから教えてもらえたことが心強かったです。1ヵ月もするとしっかりと業務に対応できるようになりました。
田中
大学時代に製図の基礎を学んだことは、仕事で役立ちましたね。とはいえ、お二人が言うように、大学時代の知識がそのままバシッとはまる業務は少ないです。わからないことはその都度調べて勉強してきました。例えば、航空機のエンジンの部品は、どうしてこの形なのか、どんな機能があるのか。就業先の周りの方に一つひとつ教えてもらいながら解決していった感じです。

周囲との関係づくり、学び続ける姿勢。 円滑な業務には欠かせないもの。

福井
私の就業先は、その企業の社員の方や複数いるOSTech社員ともに、気軽に声をかけられる雰囲気ですが、その中でも話しやすい関係をつくることを心がけています。先に関係をつくっておけば、コミュニケーションも円滑になるし、何より楽しみながら業務に取り組めるというメリットがあります。
田中
私は対面よりもメールで連絡を取ることが多いです。製品に不具合が出たときに、こういう作業してください、と現場スタッフに依頼してするのですが、文面だけだと思った通りに伝わらないこともあります。そのせいか、学生時代よりもコミュニケーションをとる前に準備をするようになりました。メールだけではなく、電話で説明をしたり、資料を作成したりして、いろいろな手段で理解してもらえるようにしています。自分が話を聞く側の場合でも「相手はなんでそれを依頼したのか、相手が本当は何を思っているのか」を考えるようになりました。
佐藤
学び続ける姿勢が大切ですよね。技術は日進月歩で進んでいて、今のスキルを10年後も使えるかはわからないと感じています。結局のところいかに知識やスキルを身につけられるか、学び続けられるかが重要だと入社してから気づかされました。これまでの経験やスキルにとらわれず、学び続ける姿勢があれば、新しい現場や業務でも不安なく、溶け込んでいけると考えています。
福井
欲しい知識を調べて自分のものにしていく、そのプロセスが楽しいですね。仕事に就いてから自発的に学ぶ意識が強くなったと感じています。私は業務効率化のためにプログラミングの知識を習得しました。習得するのに苦戦はしましたが、先輩方が間違いを指摘してくれたり、よりよい方法をアドバイスしてくれたりしたのは心強かったですね。

新たなサポート制度が続々スタート! 今後の展開にも期待したい。

佐藤
コロナ禍以降、サポート制度がさらに充実している印象です。資格取得を支援する「バリューアップスパイラル」 もそのひとつです。受験対策の研修をはじめ、テキストや受験料、試験会場への交通費の補助もある嬉しい制度なんですよ。この制度を活用して、国家資格の第二種電気工事士の資格を取得しました。実技試験の時には工具も貸し出してくれるので、いろいろと助かりました。
福井
私も制度を使って、基本情報技術者試験に合格しました。資格試験にチャレンジしやすく、学び続ける姿勢をバックアップしてくれる制度があることはありがたいと感じています。とはいえ、現状では対象となる資格、対象者が限られる分野もあります。少しずつ資格や対象者が拡大しているので、今後の展開に期待ですね。
田中
私は3次元CAD利用技術者試験にチャレンジしているところです。特にExcelなどOffice系ソフトは早めに研修を受講してよかったなと感じます。学生時代も使用していましたが、しっかりと習ったわけではなかったので、今まで知らなかった機能を学べ、仕事の効率もアップしましたね。今後は仕事に活かせる資格を自由に選べるようになると、「バリューアップスパイラル」の制度の意義も深まり、活用する人も増えていくと思います。そのあたり、期待しています!
佐藤
人事システムも大きく変わり、自分の価値を高めながら、給与もアップできる体制になりましたよね。楽にステップアップできるわけではないですが、自分の頑張りを「見える化」できることは、モチベーションにもつながるのではないでしょうか。
福井
エンジニアとしてステップアップするには何をすればいいか、その指標にもなると思います。一人ひとりが意欲的に取り組める制度に成長するといいですよね。
田中
OSTechはいろいろな業種、幅広い現場があることがメリットです。それゆえに研修という点においては、一人ひとりの業務に適応する内容を完全に網羅することは難しいとも感じています。 なので、研修制度をさらに充実させてほしいという想いもあります。
福井
こういうことがしたいから、こういうことを覚えたい、というような向上心も重要ですよね。私は現場で学びながら覚えることで、より深く知識や技術が身につくタイプだと思っています。研修で仕入れた知識を現場で活用して、より習得のサイクルをうまく回していきたいですね。

不安を解消する支援も手厚い。 やりたいことを実現できる環境

佐藤
チームリーダーとして12人ほどのメンバーを束ねています。各拠点でメンバーをサポートし、不安を抱えたときに真っ先に相談できる窓口がチームリーダーです。相手の話を真摯に聞く、その姿勢を大切にしながら、相談に対応しています。
福井
キャリアプランに関する相談も多いですね。私の意見だけでは足りないと感じたら、拠点に配属されているキャリアカウンセラーの力を借りています。安心して相談できる体制を整えていることも、OSTechの魅力だと思いますよ。
田中
私は自分のチームに新メンバーが入ったら、30分くらい話をするようにしています。その人の人となりを知り、私のことも知ってもらう機会をつくることが、相談しやすい関係づくりにつながります。
佐藤
OSTechの特長は、いろいろな業種、幅広い業務がある点。私は入社以降、4つの現場を経験していますが、どの現場も働きやすい環境でした。安心して働ける環境づくりもチームリーダーの仕事です。配属前に顔合わせをして、初日に会うのは知らない人ばかり、という状況にならないように工夫しています。アンマッチがあったとしても、次の現場で再チャレンジができる体制です。
田中
いろいろな働き方を実現できるのが、OSTechです。全国に拠点があり、業務も幅広いので、「地元に帰りたい」「こういう業界で働きたい」などの希望にも応えてくれます。配属先が決まる前には事前にその会社の方と顔合わせの機会もあり、「いざ仕事を始めてみたら思ってたのと違う!」なんてことも私自身ありませんでした。経験を積むために新しい配属先に移る人もいます。自分の思い描くキャリアプランを叶えられるのも大きなメリットです。
福井
業界の他社と比べた時の強みは、だいたいの配属先にはOSTechの社員がいるところです。所属するエンジニア数が国内No.1という実績があるから、初めての配属先で1人ということは起こりにくいし、周囲のサポートも受けられます。社内イベントも多く、アットホームな雰囲気の中で、幅広いネットワークを持てることもOSTechならでは、です!